< 現地での漏洩補修にエルコンを使用する場合の作業手順 > |
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はじめに
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運転中の熱交換器拡管部からの洩れ事故はよく耳にするところです。特にエルコンを使用していない
熱交でその頻度が高いようです。
洩れが発生した場合、下記の作業手順に従って下さい。完全に洩ればとまります。またこの作業は一
時的な応急処置ではありません。
当社ではエルコンによる補修作業を20年に亘って数百件経験していますが、補修箇所からの再漏洩事故は
全く発生していません。
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作業手順 (この手順は復水器の補修作業を例にとった。資料提供;電源開発磯子火力発電所)
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チューブ内に残存する水、海水は窒素ガスを用い、
シェル外に強制排出する。
管面板は拡管部を中心に錆、よごれを除去する。
600w照明用ランプ数個を管板面に照射したま、
1昼夜以上放置し水分を充分乾燥させる。 (とくに
拡管内部)
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筆etcを用い拡管部にエルコンを塗布する。
漏洩箇所だけでなく、全数塗布すること。 (管板
全面に塗布)
近年、塗装用スプレーガンでエルコンを塗布する
例が多い。
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水分乾燥の時と同じ要領で600w照明用ランプ数
個を照射したま、1昼夜以上放置。 (ランプは管板
面から1m前後はなすこと。過熱防止)
そのあと、外部に付着しているエルコン液をウエ
スで拭きとり塗布作業完了。
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